産後の家事は難易度の高い家事を分担したい
2015年10月18日日曜日
家事というと男性の仕事量と形式的に比較されてしまう性質がある。
つまり、男の仕事に比べると主婦業なんて…というアレだ。その論理には実質ではなく形式の比較が根本にあって、そして古典的な論理である。ぶっちゃけ…旦那の仕事と嫁の家事を単純比較してどっちがどうだ?と議論するそのものがナンセンスというかなんというか…
旦那の仕事もご苦労様
嫁の家事もご苦労様
両者がそれぞれの労力を互いにねぎらう関係が理想ではあるが、夫婦とはもっともわがままな感情がクロスする関係だからどうにもすれちがってしまうことも少なくないようなきがしている。
と……かしこまった話に流れつつ、ここで主婦の家事について自分なりに考察してみた。そして、出産後の家事を旦那と分担することは育児ノイローゼや産後うつなどのリスク防止にもなるだろうということで、家事の仕事量や困難度をまとめ、旦那に協力してもらうにはどうすれば良いか? また、私的には家事の何を協力して欲しいか?などについてまとめてみたい。
専業主婦の要、毎日の家事。単にルーティンワークと言うなかれ…けっこう時間取られてるなーと感じます。
そこで、毎日の家事にどれくらい時間を取られてるか考えてみました。
朝の家事に35分
朝食準備…15分
洗濯もの干し…20分
昼の家事に30分
買い物・簡単に食事の支度など…30分
夕方の家事に1時間50分
食事準備…30分
衣類など片付け・準備…20分
洗濯…20分
簡単に掃除…10分
夕食片付け・残飯処理・明日の朝食準備など…30分
というわけで、毎日約3時間は家事をやっているわけです。これに、買い物などの移動を伴う雑用的な家事もありますから…、移動時間も含めると実労働としては毎日5、6時間は家事という労働をしているのですね。
次に、家事の難易度について考えてみました。
家事にはゴミ出しのように子供でもできるレベルから料理のように手間暇と知恵を絞らなければならない家事もあります。
代表的な家事をとりあげ、難易度をつけてみます。
簡単な家事(小学生レベル)
ゴミ捨て
新聞や牛乳を取ってくる
ペットボトルをつぶす
布団を上げる
中程度(ちょっとめんどくさいけど達成感あり)
風呂掃除
皿洗い
洗濯物を干す・たたむ
掃除
おつかい
難しい家事(手順が複雑だけど、その分自由度が高い)
食事の準備(買い物も含めて)
整理整頓(不用品の処分・衣類等の分類収納など)
といったかんじに分類できるでしょうか。
あたしが自分で家事をはじめたのは、ひとり暮らしをはじめた、十数年前…。自炊もして、掃除もきちんとして、と気合が入っていたけど、そううまくはいかなかったっけ。
ご飯を作るにも、冷蔵庫にあるものでちゃちゃっと作れるようになったり、物を増やしすぎると掃除が大変になることに気付いたりしたのは最近の話。そう思うと、旦那にいきなり難しい家事をまかせる、っていうのは無理だってことが分かりますよね。
家事なんて誰でもできるなんて単純なものじゃなくて、経験と工夫と努力が必要。
だから、産後の家事を旦那に協力してもらうために今のうちから家事になれて段取りを学んでおいて欲しいとおもうわけです。
さてそこで、旦那に協力してもらう家事は簡単な家事か難しい家事か?となるわけですが、個人的には簡単なレベルよりも難しい家事を頼んだ方が、旦那のモチベーションは上がるんじゃないか?と考えています。
そう、難しい家事のほうが、達成感はある!と思うのです。「俺にもできるー」と思ったら、もうちょっと手伝ってくれる、かも?今は、「中程度」レベルですが、もうちょっとおだてて頑張ってもらおうと思います。
スポンサーリンク