妊婦の隣でタバコを吸う旦那の言い逃れ
2015年8月25日火曜日
妊娠中に気をつけなければならないことにタバコの煙がある。
タバコに含まれる一酸化炭素の影響で赤ちゃんが低酸素状態になり、脳の形成が妨げられ、小頭症や発育遅延を引き起こす事があります。喫煙が1日20本以上に上る人は、低体重児が生まれる比率が通常の4.7倍になるというデータも。もちろんあたしも旦那も喫煙者ではないのだが、日常生活で喫煙者の分煙に巻かれるケースはなくはない。
ここで、旦那が愛煙家だという知人の話をしてみたい。
妊娠中の嫁の隣でタバコを吸う旦那の話だ――。
「2DKの狭い部屋で過ごしていた頃のパパは、妊娠発覚直後の私の隣で、タバコを吸っていました。タバコの害は妊娠に関わらず、肺ガンや脳卒中に深く関わってて健康に良くないとTVでも雑誌でも取り上げられてるのに、パパは隣でいつものようにすぱすぱ…いつ気付くかなぁと黙っていましたが、止める気配すらありません。2、3回ほど「吸うなら隣はやめて」と訴えてから、初めてキッチンで換気扇回しながら吸い始めてくれました。あれほど気に掛けてくれる人なのに、タバコに関しては口で言うまで分かってくれなかったのです。パパの友人いわく、「妊娠は自分の身に起きてないから、ピンと来ないんだよ」と言ってました。
しかし、子育てを考えて賃貸戸建へ引っ越ししてから、部屋が広くなったからとの理由で私の隣で吸う始末。多分「煙が来ないよう、吸い方を考えてるから大丈夫」と思ってるかもしれません。
どれだけ煙の事を考えてくれてるのか知りませんが、自分から言わせれば、目の前で吸ってる姿がある時点でアウトですし、例え煙じゃなくても匂いを感じた途端に不愉快になります。
全国の愛煙家で妊娠ママを持つパパさん。
禁煙出来れば最高ですが、私自身はそこまで強く求めません。でも。
「窓も開けて換気を良くしてるから大丈夫」とか「隣で吸ってるけど、何も言わないからいいか」とか「妊娠経過も順調だし、大丈夫か」とか思っていたら大間違いですよ!
どうしても吸いたいなら、ママの隣じゃなくて隣の部屋とかベランダとか外で吸ってくださいね。せめてママの視界に入る場所では吸わないでください。妊婦さんは吸ってる姿を見ただけでムカツクものです」
というのが、旦那がタバコを吸う妊婦の切実な不満だった。
なるほど、妊娠は自分の身に起きていることじゃないからピンとこないとは上手く言うね。
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