つわりの種類は妊婦によって異なるのだ
2015年8月17日月曜日
つわりと聞くとこんなイメージが……
「夕飯の支度をしていた妻が突然、洗面所にかけこみせきこむように嗚咽する……」なーんて、まるで昭和のドラマのようなワンシーン。実際は個人差があるとしても「つわり」 この言葉には独特の重みがあるような?
けれど、吐くことだけが「つわり」ではないのだね。事実、あたしはつわりによってトイレに駆け込むことは1度たりともありませんでした。かといって、つわりが苦しくないかと言えばそうではなく、やはり苦しい。
個人的なことをもの申すと、あたしの場合、つわりで苦しめられるのは「食べつわり」だったのだ。
朝の起き抜け・10時頃・お昼前・3時頃・夕食前・寝る前…とにかく空腹を覚える時間帯に 「うげ〜〜気持ち悪い」という症状が出ていました。
ではそんな時、どうしていたのかというと…何か食べる事。食べるとあの気持ち悪さはどこへやら?
あんなに「うげ〜気持ち悪い〜」と苦しんでいたのに、何かを口にすると胃もたれも落ち着くのです。
朝起きて飴玉を咥えながら旦那の弁当作り。
朝食後、またお腹が空いたら飴玉や果物をパクパク。
昼食を食べて、またお腹が空いたらパクパク。
そして3時のおやつもパクパク。
飴玉を咥えながら晩ご飯の支度。
晩ご飯を食べても、またお腹が空いてパクパク…
とにかく、朝から晩まで口に何かを入れてはモグモグしている始末……。
しかし、広く世の中を見ると…
無性に眠たくなる「眠りつわり」
訳もなく唾液が多くなる「よだれつわり」
もちろんつわりの代表、吐いてしまう「吐きつわり」
頭痛がする・胃が痛くなる・関節が痛い・匂いがダメになる…
1つの症状だけではなく、
「食べつわりが終わったと思ったら次は寝つわりが」とか「食べつわりと吐きつわりとアレもコレも」と複合型など。
期間も妊娠初期で終わる人もいれば出産直前まで苦しむ人も。または「つわりなんてなかった」という羨ましい人も。
そんなつわりの気持ち悪さはどんな気分か?
初産ですが私の体験談から言わせて頂きますと…、こってり揚げ物をめいいっぱい食べて食べ過ぎて胃にもたれてるようなそんな感じ?
簡潔に言うと「頭の痛くない二日酔い状態」もしくは「乗り物酔い」こんな不快感が1日ではなく、数ヶ月単位で継続する。これが食べる事によって軽減されるなら食べてしまいますよね?
つわりは、急激なホルモンバランスの崩れとか、母体を休める本能的なものとか、赤ちゃんを異物とみなして起こる拒否反応とか様々ですね。
なので、100人の妊婦さんがいれば100通りのつわり模様があるのです。
「人が働いてるのに眠ってばっかりで…」とか「いっつも食べてばっかりで…」とか「妊娠は病気でもないのに痛いって言ってばっかり」とか「気の持ちようなんだから」とか「神経質になりすぎ」とか…
そんな風に解釈しないでくださいね、マイ旦那!
つわりで苦しむ妊婦だって、気持ち悪くて家事がままならない・思い通りにならない事に
申し訳なく、そして歯がゆい思いをしているのだから……。
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