妊娠して生まれるまでは不安がつきない
2015年7月12日日曜日
妊娠してからはささいな出来事にも過敏に反応してしまいがちだと思う。
つまり、日常生活で起こってしまうイレギュラーがお腹の赤ちゃんに悪い影響を与えないだろうか? と、必要以上に詮索してしまったり・・結局のところ妊婦の生活環境にパーフェクトな状態を作り出すのは不可能なわけで、自分や旦那の体調不良もあるんだろうし、うだるような夏の暑さで妊婦がイライラしたり、だからと言って体を冷やすのは良くないからとエアコンの使用を極端に制限すると違うところで弊害が生じてしまうこともあるのかも。なんでもかんでも妊婦中心の夫婦生活になってしまえば夫婦関係もギクシャクして遠巻きに妊婦が精神的にグラグラするかもしれない。
自分は納得できても妊婦でない旦那に〝今は大事なんだから全部、我慢してよね〟的な考え方もダメだよね・・・・
ところで日曜日の朝、起きるとすぐに「気持ち悪い……」と私に訴える旦那。
旦那のことは心配だけど、つい、妊婦を優先してしまったあたし。
つまり、こりゃ夏風邪だなと直感して、心配することより風邪がうつらないことを何よりも考えた自分。その理由は〝妊婦だから〟
一方、旦那の方は手の込んだレシピで「今日のはおいしいよぉ〜」と釣ってみたけど、食卓につくものの、箸は全く進まない。
え…ホントに調子悪いの?
すぐさま熱を測ると37度5分……
オイオイ・・大丈夫なのかい? 普段は病院なんて余程のことがなければ行かぬ旦那も今日ばかりは「病院いく」とか細い声で訴えるのだった。
だけど今日は〝日曜日〟近くの内科医院はもちろん休診だったからさあ大変!
新聞に載っている休日救急の当番医を調べて車で送迎しましたよ・・
ちなみにあたしは妊婦です!
なので、待合室で何かのウイルスでも感染するとこわいのでクルマの中で一時間待ちました。つまり、待つこと一時間で出てきた旦那。診断は夏風邪ではなくて腸炎だったみたい……。
だから今朝、嘔吐しちゃったのね。
ところで、初診料も含めて休日診療の診察費ははんと5000円。
タッカイネ――なんて言うと旦那がかわいそうだったから物言わず、そこは指摘せず…良妻を演じきったなーんて・・
帰宅すると布団に寝かせて、目が覚めると果物むいたり、永谷園のお茶漬けが欲しいと言うので、わざわざスーパーに行ったりとバタバタした日曜日だったのです。
これまでは、風邪ひいたりしても離れて眠ることなんてなかった私たち夫婦。
でもね、あたしは妊婦ですからね・・現在。
腸炎は、急性の細菌感染だからお腹に赤ちゃんがいる私としてはつい身構えてしまうんですよ。いえいえ、実際に感染するには〝なんだそうだったのか〟的な認識不足に気づくかもしれないんだけど、やっぱりね・・反射的に敬遠しちゃうんです。
そんなわけで、結婚してから初めての別室就寝なのです。
このエピソードに関連して、ちょっと思うところがあった。
それは妊娠してからというもの、専業主婦っていうのもあってか、家にいるとブルーなことばかり考えてしまう。
早期流産のこととか、血液検査の結果はどうなんだろう? とか。でも! あたしは考え直すことにしました!!!
だって、ママが精神的に不安を抱えていたら赤ちゃんにもきっと影響がいくよね!?
だから、精神的にも身体的にも元気な自分でありたいと思う。
ちょっと〝つわり〟がひどい日もあるけれど、その一方で赤ちゃんが一生懸命、血を作り骨を作っている過程だと思って楽しい妊婦生活にしたいなと思うのだ。
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