30歳での第一子出産は平均値だったという話
2015年7月5日日曜日
さて、30歳のあたしもめでたく赤ちゃんを授かることになったわけですが…
これって晩産?
30歳で初産というのは遅いのか?遅くないのか?どうなのか?というテーマが気になったのだ。そんなわけで厚生労働省の人口動態統計からいろいろ調べてみた結果、今どきは初産の平均年齢が30.4歳だということがわかってしまった。初婚年齢と初産年齢の推移を少し見てみる。すると……
2013年度の平均初婚年齢は夫が30.9歳、妻が29.3歳。私が生まれた1985年代は25.5歳だから、確実に晩婚化は進んでいることになるね。
最近では女子の高学歴化も進んだから進学期間の分、結婚年齢が遅れたり、時代の変化で必ずしも結婚して子供を産むだけが人生の目的では無い風潮が強まったり、なによりも経済事情の悪化によって結婚して家庭を営むことの困難さが際立ってきた傾向も置き去りにできないと思う。
お金と生き方への考え方がホントに多様になってきた感は、確かに感じるのだ。
で、平均初産年齢。
2013年度の出生時の平均年齢は…第一子を産んだママの平均年齢はなんと30.4歳。私が生まれた1985年代と再び比較すると、当時は26.7歳で第一子を産むママが平均だったそうです。
つまり、この30年間で結婚年齢は4歳近く上がり、初産年齢も3歳近く上がったという計算。
出生時の平均年齢が上がった分、昔のように自然な営みで赤ちゃんを授かるのを待つという感覚が薄れ、今どきは〝妊活〟というキーワードがあたしのような若いママたちの間で流通していることを考えれば、平均初産年齢が上がった分、妊娠することを〝早くしないと高齢になってしまう〟と焦ったり頑張ったりする風潮が強まっているんじゃないだろうか?
肉体的に妊娠しやすい年齢が20代であることを根拠に妊娠適齢期はやっぱり20代だろうとイメージしていたあたしは、正直言うと自分の年齢で赤ちゃんができた!と歓喜しつつも心のどこかで「あたしって高齢出産…?」なんてちょっぴりモヤモヤしてたのは本当の話。でも、直近の統計で自分の初産年齢が全国平均なんだと知ってしまうとなんだか安心したような?複雑な気持ちなのだった。
スポンサーリンク