妊婦は虫歯になりやすい?
2015年6月30日火曜日
妊娠すると、妊婦は虫歯になったり歯が悪くなる。
義母さんから少し気になることを聞いてしまったのだ…実はこの話、本当のようで俗説でもあるらしい。
妊娠すると胎児が母体のカルシウム成分を取り込んでしまうから必然的にママの歯が弱る、イコール虫歯になりやすくなってしまうと解釈されがちな話は俗説だそうです。
お医者さんに言わせると、母胎からの栄養摂取と歯が弱くなることの因果関係はないそうで、赤ちゃんの為や母胎のカルシウム不足に対処するために毎日小魚やサプリ、牛乳などなどを普段の何倍も摂取するのはあんまり意味が無いみたい。
それじゃ、妊娠すると虫歯になりやすいという話そのものが俗説なのかというとそうでもないらしい。その本当の理由とは…
いかにも根本的で、妊娠すると意識が胎児ばかりに向いてしまい自分へのケアがおろそかになってしまいがち。すると、普段なら規則正しく実施しているはずの歯磨きさえつい、おろそかになってしまうんだとか。それに加えて、つわりが始まると歯ブラシをお口に入れることが億劫になる場合があるんだね。つわりがひどくなると、心理的に拒否反応してしまう…
これはイメージし易いでしょう?
吐き気に負けてしまって歯ブラシを受け付けなくなってしまうから、無意識に歯磨きを短時間で済ましちゃう。すると虫歯を作らないレベルのブラッシングじゃなくなるから、結果的に虫歯ができちゃう。
それからもうひとつ、妊娠すると身体の恒常性バランスが崩れやすくなり、抵抗力が弱まるから口内の自浄作用が低下するそう。
だから、虫歯や歯周病のつけいる隙が増えてしまい、結果的に虫歯になってしまうんだそう。
まー、妊娠しても気負わずに自然体で過ごすことが大事よとアドバイスしてくれた義母さん。精神的にも身体的にも、妊娠すると変化が起きる女性の体だけど、あれこれと考えるより規則正しい寝食と歯磨きを忘れずに!ってところかな?
あたしはつわりはまだだけど、この先どうなることやら。
そーか、なるほど…
もしもあたしが歯ブラシ受け付けなくなったらリステリンでブクブクも併用しようかしら…
妊婦は虫歯になりやすい?お話でした――。
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