手紙の断捨離を始めたら捨てるどころか大事にしまっておこうと考えた話
2015年6月8日月曜日
あたしは手紙とか写真とか取っておくほうなのだけど、なんせ不精なので、大学時代からまとめて3つのケースにいれていた。旦那には「さすがに手紙はもう読まないし、処分したら?」といわれ、昨日はけっこうな量の手紙を断捨離した。
手紙を処分とはいっても、亡くなったおばあちゃんや友達からもらったものはすべて取っておきたいのと、捨てるにしても、「どんな手紙だったっけ?」ともう一度読んでから捨てていたので、本当に時間かかる!
昔の手紙を読むのって照れくさいけど面白い。
26歳の誕生日に独身の友人から送られてきたバースデーカードには〝ねえ?26歳の誕生日をまさか独身で迎えるっておもってた?〟
なんて書かれていた内容を読んで笑えてしまった。
なにせあたしも含めて、結婚は早いほうが正解と考えるタイプなんだろうな。
だけど、このカードを送ってくれた友達なんて、いまも独身だ。
……?結婚年齢で友人に勝った感に浸ってるあたし?
もうひとつ懐かしいのが出てきた。
27歳の頃つきあっていた人からのラブレターだ。
当時の彼が海外出張に行く直前にくれた手紙だった。
〝この手紙にロトを同封しておくから、毎週水曜日に当選をみてね。毎週見るってことになったら、結構、出張期間も寂しくなく過ごせることないかな?そんなことないか。ごめんね〟みたいな内容。
手紙の中にはロトがまっさらなまま入っていて、どうやらあたしは当選確認をしていなかったと思われる…
寂しくなかったのかしら?
しかし、手紙っていいなーと思った。
〝好き〟っていう気持ちがその人の書いた文字で伝わってくるから。
ラインやメールもいいけれど、手紙も悪くはないよね。
とにかく断捨離って時間のかかる作業だ。
古めかしい独身時代の思い出をひとつひとつめくりながら進めていると、捨てるどころかますます愛着湧いて大切な思い出を残しておこうって気持ちになる。
なんてこった……結局、捨てられないのがオチとなる。
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