妊娠して赤ちゃんがお腹に宿るってステキなこと。流産の心配や胎児の変化、そして妊娠初期の様々な症状は、やがてママとなる自分を人として成長させてくれる気がします。このブログの主な内容は、30代主婦による妊娠初期の症状です。――旦那は5歳年下の数学教師。結婚してからの嫁のグチ、婚前恋愛、マタニティライフなどについて、ゆるーく書いています。
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近所トラブルの相手は高慢ちきな高齢才女

2015年6月3日水曜日

近所とは言うものの隣人トラブルの話。

隣人の高齢者が過干渉すぎてイヤなのである。
とにかく「発言」が失礼、「行動」が行き過ぎなのだ。
周辺住民の情報を全て把握していないと気がすまない、そして、ささいなエピソードを大きなうわさにする才女なのである。
始末が悪いことに、ご近所から自分が嫌われていることを意識していない。
以下、このお方を難じる意味を込めて〝才女〟と呼んで書き進めよう。


  • 才女とあたしが共に自治会の役員だった時のこと…。

役員同士の連絡網がまわってきたのだが、その日あたしは留守をしていた。
その結果、才女は連絡網を一旦持ち帰ったわけだが…

翌日は日曜日。
休日の早朝から電話がリンリン鳴っている。
「ムニャムニャ…どうせなんかの勧誘だろう」と放置すると今度はスマホが鳴り出した。画面を見ると才女の名前が出たので、ざわついた気持ちになりつつ出てみると
「今日、集会所で集まらないといけないから、15時にね!おねがいね!」と、ここまでは休日の早朝にたたき起こされたことも致し方ないと思うのだ。
しかし本題はここからだ。
ハーイと電話を切り、15時に集会所で才女に会った。
すると彼女は…
「ねえ、どうして電話に出なかったの?」
(めんどくさいな。。適当に理由つくっちゃぇ)
「ごめんなさい、私、生理痛がひどくて、布団から出れなかったの」
「まー、そうなの。私も昔、生理痛がひどくってねぇ。じゃ、あなたも子供ができないかもね!私も出来なかったから。」

はあー!?

あんた、新婚ほやほやの若き女子に普通そんなこと言う!?
「ちょっとまってください!それ言いすぎじゃないですか?撤回してください!」
「はっ?なんで?老婆心ながらあなたに教えてあげてるんだよ?子供できなくても幸せに生きられるって、ね、わたし見てるとそう思わない?」
「思いません!」
「あらそう…おかしな人だねえ」
「………」
もうあたしは降参することにした。
これ以上、才女にたてつくとご近所にあたしが不妊症で悩んでいるみたいなうわさが広がってしまうかもしれない。
意地を張ることは無い、ここはひとつ大人女子としてに振る舞いを…。
あたしは憤りをこらえながら「そういう話もあるんですね、でもあたしは大丈夫だと思いますよ。ところで…」
話を自治会ネタに戻して、場を切り抜けたのだった。

  • 泥棒に入られてしまったときの話

仕事から帰宅したある日のこと。
ん?
驚いたことに勝手口のガラスが割られている!そして、ドアノブの施錠が開かれてる。
キャー!これは間違いなく泥棒だ。
泥棒被害なんてお嫁に行くまでただの一度の経験がなかったあたし。ひょっとしたら家の中にまだ誰かいるんじゃないかとかビクビクしながら一旦外に出てまずは110番。
警察に通報すると若干安心したのか今度は家の中が気になってしかたない。
おそるおそる、まるで自分が泥棒のような足取りで中に入るとどうやら中には誰も居ないことがわかった。
それもそのはず、新婚ホヤホヤでチープな家財道具しか置いていない我が家に金目の物なんてないのだ。

このタイミングで才女が登場。

けたたましいサイレンを鳴らしながらパトカーが来たわけでもなく、大きな騒ぎになっているでもない。
それなのに、どうして嗅ぎつけたのか才女が駆けつけたのだ。
「ちょっとー!なにがあったの?どうしたってのよ?」
「いえじつは……」
あたしが事態の経緯を説明するやいなや、彼女は実況見分の主役にしゃしゃり出てきたのだ。
警察官があたしに質問してくるたびにあたしを押しのけて答える才女。
「どこから侵入してきたんでしょうか?」
「あ、こちらです(と、案内しようとする)」
いや、だから、まってよ。あんた、関係ないじゃん!
「お母様ですか?みなさん帰宅されたのは何時ですか?」
「ついさっきです」
ここであたしが会話を斬る。待ってください、この人はご近所の方です。母ではありません!
「は……?関係の無い人は出て行ってくださいね」

自宅前で停車していたパトカーの存在に気づいた他の近隣住民が、割れたガラスの向こうに見えていた。
警察官に促されて家を出た才女。
すると、こともあろうにその場に集まった人たちに大きな声で「泥棒が入ったんだ!泥棒が入ったんだ!」
もぅ、恥ずかしいよ……あたし。


  • 困惑する徘徊の話

才女にも旦那がいる。
旦那さんは才女以上に偏屈、いえいえって言うか認知症なのかどうなのか定かではないのだが徘徊癖があるのだ。
念のため、それが理由で大きなトラブルに至ったことはない。
でも、近所に住んでいる若い夫婦にとって徘徊行為は歓迎されたものでないことはたしかだ。
ある日の23時半、いつものようにいつもの時間に就寝しようとした矢先……。
「ピンポーン」
ええっ!?こんな時間に誰?
こんな時間に悪質なピンポンラッシュ?
それとも空耳?
まあいいや、無視しよう。どこの誰だか知らないが深夜の招かざる客を相手にする必要なんてないぞ。
そう思い直し布団をかぶった。
すると…
「ピンポーン ピンポーン ピンポーン」
なんとインターホンを連打し始めるじゃないか!
「はい、なんですか?」
「おぅ、こんばんは。ワシだ、ちょっと出てきなさい」
声質でわかった。才女の旦那じゃないか!なんだなんだ!この真夜中に…。
「どうしたんですか?もう遅いので明日に…」
「(怒り気味に)いいから、出て来い!」
「………」

要件は大事なようでくだらない内容だった。
この町内に通るバスの路線を増やす要望版が後日回覧されるから、その時は賛成署名をしろと言いに来のだ。
あのさ……それって真夜中に言いに来なきゃなんないことなの?
すったもんだの会話を交わした後、ようやく帰ってくれた。
このエピソードの後日、懇意にしているご近所さんに聞いた話によると、この人は時々こうして夜中になると徘徊して他家のドアを叩くんだそうだ。
その一方で用件はもっともらしい内容を話し始めるものだから、さりとて意味不明の妄言をまき散らしながら徘徊しているようでもない。
だから相手によってはまともに応対して会話が進展する場合もあるんだとさ…。

それでもなんだか納得のいかないあたし。
つまり、真夜中にうるさくピンポンされてバス便うんぬんの話を始めたことを謝って欲しい!
けれど、徘徊癖があるような旦那さんに立腹したとていかがなものか?
ならば、嫁である才女に対して遺憾を伝えるのが筋だろう。ってことで、才女宅に抗議に出向いたのだ。
文句たらたら言い負かしてやりたいところでも、相手はやはり年長者。
常識的に失礼のない口調で接したいあたしは、事実をやんわりと話した。
「夜中にああいうことがあれば正直怖いんです。こういうことが繰り返されれば良い近所関係にならなくなるので気をつけて欲しいんですよ」
すると……
「門灯がついていたから、起きてると思ったんだろうねえ。ごめんねえ」
もーいい加減にしてくれ!って、どんな論理なんだよ。門灯って普通、夜通し灯ってるものじゃないの?
少なくとも我が家では門灯消灯と就寝は無関係なんだからさ。

――最後に才女の語録で忘れられない悔しさがある。
近所でご不幸があり、お通夜に出席することになった。
亡くなられたのはとても上品な奥様で、まだ60歳になる手前。
お通夜会場に参列したあたしの付近には才女の姿が……。
ふと近寄ってきた才女はこんなことをあたしに言った。
「この辺は、旦那より、嫁さんが先に逝くね。あんたのお母さんもそうだったけど」
もぅ、あんた、人間じゃないよ。なんでそう何かにつけて人の心を不快にさせるんだよ……言って良いことと悪いことがあるじゃないか。
チクショー!

超高齢時代だ…
近所トラブルに高齢者が絡むケースは世間には多いんだろうか?
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