教師の視点で嫁を叱責する旦那ってどうよ
2015年5月25日月曜日
プロフに書いたとおり、旦那は数学教師なのだ。
かたや、あたしはもともと文系女子である。それはどうでも良い話として本題へ……
交際中でも夫婦になっても、男性はいつも頭半分で仕事のことを考えているんだろうか?
ま、それだけ仕事に責任持ってるんだろうから別に嫁がとやかく批評する話じゃないんだろうな。
けれど、どれだけ仕事のことが頭から離れない毎日だったとしても、嫁との会話には切り分けて欲しいと強くリクエストさせて欲しいのだ。
先日――、スマホの機種変更を理由にShopに足を運んだ。
Shop店員の対応スキルを皮切りにあたしたちは少々派手な言い争いをしてしまった。
スマホの買い換えの際、結婚したことによる名義変更や各種割引特典についてなど、店員にいくつかの質問をした。
だけど、ひとつひとつの質問に対して男性店員は的を得ていない回答ばかりするのだ。
たとえば若い新婚夫婦でスマホを持たせるような子供なんていないのに、家族割りの特典に絡めて子供がいればどうだこうだと無用な説明が多く、今目の前に来店してるお客にカスタマイズした端的な回答をしてはくれない。
さて、つまり店員の応対がまどろっこしくて仕方が無いのだが、さっきから店員と話してるのはあたしじゃなく旦那。
あたしは、旦那と店員のやりとりにさっきからイライラしてるのだ。
旦那の伝え方が下手なのか?
店員の答え方が下手なのか?
どっちだって良い。無理ならば第三者が介入すれば良い。
そんなわけで何度かあたしがカットインして、彼が理解できるよう明確な質問をしたつもり。Shop店員との意思疏通に関して旦那はテンパってて、ちょっと早口になったりしたけれども、らちの明かない時はあたしが参入して求める結論に達し、無事、新しいスマホに変わりメデタシめでたしであたし達はお店を出た。
「ねえ、あの店員さんってかなりトンチンカンだったよねー、こっちの言うことまるでわかってなかったし」
「それはさ、君のおごりだよ。自分が求めてることを相手がすぐにわかるってことはないでしょう?そういう生徒が多くて困るんだよねー。ハイ,コレなんてプリント持ってきて、どうして欲しいのか聞き出すまでが大変なんだから」
「はぁ!?サービス業なんだから、ちゃんとお客の聞きたい内容を理解して答えるべきだよ」
「あー、でたよ。そういう自分勝手な人が増えるから困る。相手の気持ちにたってあげないと。」
ついさっきの携帯ショップでのエピソードについて文句を言ってるあたし。
すでに、伝えることの難しさが教師と生徒の関係性にすり替わっている旦那。
そう、事実と視点が まるで違うのだ。
そりゃあね、相手が中学生なら、わけわかんないことを順序たてずに、支離滅裂に言ってたとしたら、こっちが我慢して、何を言いたいのか導き出してあげたり、本人に、どういえば相手に伝わるか教えないといけないでしょう。
でも、今回の相手は、大人。しかも、スマホショップの窓口にいて、店長って名札つけてたよ?
相手がとんちんかんな説明しかできなかったら、サービス業としてサービスをきちんと提供できてないんだから、あたしが、お店出てからちょっとグチたっていいじゃんかー。
あたしだって結婚するまではサービス業で働いていたんだ。
自分がお客の立場になったときには丁寧なお客でありたいし、また、きちんとしたサービスを受けたいよ。
あんたはそういうとこ、全然理解できてない。
あの店長、あんたの生徒じゃないでしょ。
こうして夫婦でいるときのトラブルを職場になぞらえるのはやめて欲しいのだよ。
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