義両親が好きな嫁です

2015年5月23日土曜日

あたしは義両親がとっても好き。

適度に干渉してくれ、あたし達のことを見守ってくれているし、思いやりがある。
じつはあたしの母が10数年前に亡くなっている。そのせいか、義母はあたしをとても気遣ってくれているのだ。
義母とあたし、それなりに歳は離れているが旦那が5歳年下だから義母とあたしは20歳くらいしか違わない。
一般的な義両親との年齢差と比較すると年齢差は少ないんじゃないだろうか？

で、先日はあたしの誕生日。
義両親にお祝いしていただき、一見するとアクセサリーとわかる包みをいただいた。
たまたま旦那とあたしは誕生日が近い。
それに掛けて、義母は「2人に買っちゃった」と。
その場で包みを開けることにした。
ところで。はしたない話、こういうときってドキドキしません？
包みを開けたときにもし、好みのものが入っていなかったとしても無条件に喜ばないといけないプレッシャーで……。
うーん、そういうこと考えるのあたしだけかな…

包みを開ければネックレスが入っていた。
旦那のは土星の形のトップがついたシルバーの重厚なネックレス。
へー、格好いいじゃん！でも控えめ女子なあたしには少し抵抗感じるよな。あたしの分はカワイイ系でお願いします！なんて無言でつぶやきながらもう一方の包みを開けた。
「………」
「ね！いいでしょ、おそろいの買ったのよ♪」
おおお、おそろいっすか、この重厚なのと。
よく見れば、あたしの分は土星の丸い部分がゴールドじゃないか！
旦那のよりも派手だ。あたし無理だわ、コレ。
マイルドヤンキーな女子でもあるまいし、コレつけて歩くの相当気が引けるわ。

でもね、直後に添えてくれた義母の言葉が残念な気持ちを帳消しにしてくれた。
「あなたたち、新婚旅行まだだからさ、コレつけて仲良く新婚旅行行ける日が来るといいね！」
うれしかった。プレゼントって「気持ち」が大切ですよね。

それ以来、外出の際はこのネックレスを頻繁に身につけています。
自分だと絶対買わない趣味のものだけど、不思議とだんだん愛着が湧いてきました。
そうすると、自分の顔立ちには絶対似合わないと自己判定していたデザインでも案外サマになってる自分に気づくのだ。
へー……まんざらでもないじゃん、あたし。
義母さんありがとうです。

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